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■中国モチーフの種類と意味解説
ここでは中国の伝統的なモチーフをご紹介いたします。
●動物編  
  こうもり 中国では「福の気」を象徴すると言われる。蝙蝠の中国語「蝠」と「福」の音が同じことがその由来。また長寿のシンボルともされる。
  金魚 「金魚」=「金余」の音が同じことからすべてが満ち足りた幸福な状態の象徴とされる。「金魚」=「金玉」の音も同じ。これは「金玉満堂」として、金魚が金魚鉢にはいっているイメージをさしている。
  魚は新年の期間中、特に吉祥のシンボルとされ、「魚」の音が「餘」に通じ、「年年有餘」(年毎に良くなる)のモチーフとして好まれる。
  一対の鯉 一対の鯉は「相思相愛」の象徴とされ、結婚式の贈り物には欠かせないモチーフ。鯉はたくさん子供を産む。ということにも関連。「水を得た魚のよう」という例えは新婚夫婦の幸せな生活の様子をあらわしたとされる。
  おしどり 共に飛び、共に戯れるそのようすから、夫婦円満の象徴とされた。ハンカチーフ、枕カバー、ベッドカバーなどに好んで用いられる。
  神秘的な伝説上の生き物とされてきた。雨と水をもたらし、ひいては豊作につながる。その為成功と福運のシンボルとされている。5つの爪を持つ金の龍は貴族、皇族のみが使うことを許された高貴な龍。

●もの&かたち編
  ひょうたん ひょうたんの中には邪気を払う霊気が込められているという言い伝えがある。ひょうたんを門口、ベッドの頭の方向や車のなかに吊るす事により、「災いを避ける」とされた。
  「瓶」と平安をあらわす中国語「平」の発音が同じことから友人に花瓶を送ることは、相手の平安を祈ることという意味がこめられている。
  「雲」と「運」の音が似ていることから吉祥、幸運のシンボルとされる。雲モチーフの代表として「五色雲」がある。これは「五福」を象徴し、建築や織物などで好んで用いられた。雲をつなげたパターンは「運が連なる」という意味で大変好まれた。
  元宝(三元) 帽子のような形。古代中国では金銀でこれを作り、貨幣として使用した。「三元」は解元、会元、状元の3つで、これが揃うこと、すなわち「全てが意のままになる」ことをあらわしたもの。
  古銭(穴あき) 古銭を赤い紐で2枚繋いだものは「連銭」としてお守りにされた。古銭は「八宝」のひとつで、神に通じる力をもつとされ、そのために幸運をもたらすとされた。
  爆竹 一種の邪気払い。来るべき新年の平安を幸運を祈って爆竹が鳴らされる。新規開店、営業開始、婚礼などにも爆竹は用いられた。爆竹が赤いのは伝説の怪獣「年」が赤を恐れる、新年期間は人々が赤いものを身に纏う。これらがその由来といわれる。

●数字編
  「六」=「禄」。官位が順調にあがり、出世するたとえに「六六大順」という言葉がある。
  「八」=「発」(物事が勢い良くまわっている)。明、清時代に8つの仏教シンボルと8つの宝のモチーフが衣服などの装飾モチーフとして用いられた。そこから「八」という数字が縁起の良い数として使われるようになった。
  八・八・八 「発・発・発」とさらに勢いが増したのが感じ取られる。
     
   
         
           
      出典:「福禄壽喜財」 five-fold happiness vivien sung